生後まもなくから脂眼、流涙が観察されます。涙は、内眼角にある涙点より吸い込まれ、涙小管、涙嚢、鼻涙管を通って鼻腔に流れます。この鼻涙管の鼻腔への開口不全が原因です。治療は、まず抗生物質の点眼および涙嚢マッサージを行います。生後3カ月を過ぎても症状改善が認められない場合、涙道の洗浄と開通を目的として、細い針金(ブジー)を通します。